Q&A

お子さまが起こす症状につきまして、よくあるご質問をまとめました。乳幼児の高熱は、そのまま様子を見ておいても大丈夫な症例もあります。しかし、気になる症状や、「いつもと様子が違う」などの所見がありましたら、遠慮なく当院までお越しいただければと思います。

保護者の方からよくあるご質問

高熱がある場合はすぐに診せたほうが良いのでしょうか?
高熱があっても、ぎゃんぎゃんと大きな声で泣いていたり、普段と変わらず歩き回っていたりなど元気がありそうな場合は、まず自宅で様子を見てください。
顔色が悪い(白っぽい、黒っぽい、など)場合はどこが悪いのでしょうか?
発熱がなくても顔色が悪い場合は注意が必要です。嘔吐や下痢はないでしょうか。食欲があって嘔吐がなければとりあえずは安心です。嘔吐や下痢があれば急性の胃腸炎の可能性が高いので受診してください。万が一、血便があれば直ちに受診してください。鼠経ヘルニアの嵌頓や腸重積などの外科的疾患の可能性があります。夜間であれば救急車を呼んでください。
ぐったりしている、うなっている、歩けない、元気がないなどの症状があります。
話すことができないお子さまにとって、「泣かない」というのは具合が悪いひとつのサインです。
ぐったりしていて元気がないなどの症状は、重大な病気のサインの場合もあります。なるべく早く受診するようにしてください。
予防接種を受けるかどうか迷っています。相談はできますか?
予防接種そのものを受けたほうが良いのかどうか、迷っている保護者の方は少なくありません。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は現在積極的な接種が控えられています。しかしそれ以外の予防接種においては、したほうが良いとの見解を持っています。統計的にみれば副作用のリスクよりも、病気に掛かったことによる症状や後遺症のリスクのほうが遥かに大きいからです。
当院では同時接種を勧めてはおりますが、親御さんの希望があれば1本ずつ接種しています。1歳過ぎのお子さまには1日5~6本打てるところを2~3本に制限して接種を行うこともあります。2、3歳以上のお子さまには本人の意見も尊重しています。できるだけ本人に話しかけて、本人が納得した上で接種できるよう配慮しています。(本人に痛くないよと言うと嘘つきになってしまうので、ちょっと痛いよ、我慢だよと言うようにしています。)
予防接種に関してはいろいろと不安もあるかと思いますので、予防接種を受ける前のご相談も随時受け付けております。お気軽にご相談、またご来院ください。
怪我をしてしまった場合の治療は行っていますか?

外傷の消毒はもちろん、簡単な縫合なども行っております。

昨今ではインターネットの検索により、お子さまの病気に関する情報を得やすくなりました。
しかし、あふれる情報を見ても、肝心な部分は「わからない…」と感じる方も多いのではないでしょうか。誰しも最初は分からないことだらけです。恥ずかしがる必要はありません。同居されている祖父母がいればいろいろと聞きやすいのでしょうが、なかなかそうもいきません。また、祖父母世代の常識が間違っていることもあります。お子さまが成長するに連れて、保護者の方々もだんだんと「この症状は大丈夫」というように慣れてくるものです。そういった中で、いつもとは違うお子さまの症状やサインがありましたら、当院にいらしていただければと思います。「こんなことで病院に行っても良いのでしょうか」と思わずに、ご心配なときは遠慮なくご相談、受診していただければ幸いです。

ご予約・ご相談はお気軽に

お子さまから大人まで、気になる身体の症状は新丸子の松本クリニックまで。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

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