親御さまとお子さま共に安心して受診していただけるホームドクターでありたい
よくある疾患・症状
- 風邪、気管支炎
- インフルエンザ
- 胃腸炎(嘔吐下痢症)
- 花粉症
上記の疾患・症状で来院されるお子さまが多いです。
その他の代表的な疾患
喘息
肺機能検査や血液検査は小児の場合簡単には行えませんので、家族歴、既往歴、症状、聴診所見などから診断します。初診での診断は困難ですが、何度か診察するうちに、医師は「喘息らしい」と判断します。治療は、成人喘息と同様、重症度に応じて行います。
具体的には、ロイコトリエン受容体拮抗薬、吸入ステロイド薬などを中心とした薬物療法を行います。「風邪をひいても喘息が悪化しない」ことを一つの目標として、普段から喘息のコントロールを良くしておくことが大切です。
蕁麻疹
発疹の現れる場所、形、大きさはさまざまで、膨らみのある赤い発疹と痒みが特徴です。
繰り返し毎日のように症状が現れることもあります。ストレスや疲れ、食物、ウイルスや細菌の感染などが誘因となっているようですが、原因を特定することは困難です。治療は抗アレルギー薬の内服や抗ヒスタミン薬が中心です。慢性蕁麻疹の場合は、症状が治まっても長期間の服用となるため、眠気など副作用の少ない薬を使用します。
嘔吐
小学校に入学する頃までの子どもは、風邪、便秘、のどの痛み、痰(たん)のからむ咳、食べ過ぎ飲み過ぎ、乗り物酔いなどの軽い刺激でも嘔吐します。
しかし、1~2回の嘔吐で普段と変わりなければ、「心配のない嘔吐」として様子を見ます。
下痢
食べすぎ、水分の取りすぎ、初めての食材を食べるとき、環境の変化などが原因で、腸の機能が未発達な赤ちゃんはよく下痢をします。赤ちゃんは体の約70%が水分で構成されています。
下痢をすると、体の水分、ナトリウム等の電解質が失われ、脱水症状を招く危険性があります。
脱水症
小児・子どもの脱水症は、水分補給不足により体の水分が失われることや、体液が欠乏した状態をいいます。脱水症は水分だけが減少するのではなく、電解質のナトリウムなども同時に失われています。
当院で行っている親御さま方への試み
当院では、お子さまを持つ親御さまへ、次のような取り組みを行っております。
予防接種の日時設定はいたしておりません
お子さまの体調や機嫌などはその時によってさまざま。また、予防接種の日までに風邪をひかせないように…と気を使う親御さまも多いのではないでしょうか。当院では、親御さまのご負担を軽減するために、予防接種については予約制にいたしておりません。ご都合の良い時にご来院ください。
また、毎週月曜日の午後3時から4時の間は予防接種専用の時間としています。予約なしでご来院ください。
感染予防のため部屋を分けてお待ちいただいています
当院では、予防接種を受けるお子さまと、受診をお待ちの患者さまとの部屋を分けてお待ちいただいております。このように、健康なお子さまが病気に感染するリスクを極力減らしておりますので、予防接種を受けられるお子さまも安心です。
妊娠中・授乳中に飲んでもいい薬の処方を行っています
子育て中には、お子さまから風邪をもらってしまうなど、病気にかかりやすくなってしまう機会がどうしても増えてしまいます。当院では、妊娠中、また授乳中に飲んでも良い薬の処方も合わせて行っておりますので、どうぞお気軽にご相談、またご来院ください。